2018年6月21日、お台場パレットタウンにデジタルアートミュージアムの「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス )」がオープンしました。
初日となったこの日、会場の外には入場を待つ人で長蛇の列が。当日券は10時前には完売となっていました。お台場ガイドTOKYOではオープン初日の様子を取材。一部作品のレポートと感想をお届けします。
一般来場者の入場前に行われたオープニングセレモニーでは、チームラボ代表の猪子寿之氏がチームラボ ボーダレスへの想いを語りました。
猪子
「この空間に来場者は迷い込んで彷徨いながら自分の身体で体験し、没入し、発見していく。そういう場所を作りました。刻々と時間とともに作品が変化していきます。5分後にもう一度作品を見ても、来月来て見ても。ここに来た人が作品に参加したり、作ったりして、新しい体験をしてもらう。そういう世界です。
僕たちは境界のないアートと言っているんですが、作品が移動したり、他の作品とコミュニケーションしたり。お客さんは’移動していくアートを追いかけてもいいし、そこでそのまま待って他の作品が入ってくるのを待っててもいい。何か全部を見るというよりは、何かを選んで、何かを見れない。そういう世界になっています。
ぜひ、彷徨いながら作品を発見してください。僕たちはこのチームラボ ボーダレスを通じて、人々の固定概念をなくし、人々の価値観を広げたいです。東京を訪れる人々の楽しみとなり、この街を好きになってくれるといいなと思います。
こんな無茶苦茶なことをやらせていただいてありがとうございます。未来においてほんとに意味のあるものへとつながるものになればいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。」
(森ビル代表取締役社長の辻慎吾氏とともにテープカットが行われた)
猪子氏が述べたとおり、チームラボ ボーダレスの作品は本当にいろいろと変化し、1つの作品を何度も楽しめるようになっています!
特に、館内の5つの世界のうちBorderless Worldにある「小さきは大きなうねりとなり、人々のための岩に憑依する滝」はまさにその場にずっと立ち尽くしながら見ていたくなる作品。刻々と見た目が変化していきます。
滝の流れの上に立つと花が咲いたり、水の流れが分かれたりします。
滝そのものが見えなくなるほどまったく違う表情を見せ、何パターンあるのかを楽しみたくなります。
また、静かな作品だな〜と思っていると、突然、BGMと激しい照明とともにまったく違う作品になったりするものもあり、サプライズも多い!
アプリと連動する作品「Crystal World(クリスタルワールド)」はとてもキレイなので、絶対に見てくださいね。Crystal Worldは非常にわかりづらい場所にあるので、まさに迷いながらたどり着くことになるかもしれません。
作品を変化させられるアプリはこちら。
→ 「チームラボ ボーダレス」、展示作品と連動するスマホアプリでさらに楽しめる
そして、時間の経過とともに光を楽しめるのがこちら。「光の彫刻空間」という作品です。
音楽と光の演出が素晴らしいので、ここだけで1時間くらい見ていられるかもしれません!
動画でもどうぞ♪
https://twitter.com/odaiba_guide/status/1009649304372277248
また、まるで光の沼に入り込んだかのようなこちらの作品「地形の記憶」もキレイですね。
ということで、本日6月21日よりお台場・パレットタウンにてオープンした「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス )」。
全部で50作品ほどありますが、はたして全てを鑑賞することはできるか!?ぜひ、試してみてくださいね(^^)